イングリッシュ・ペイシェントなど過去に話題になったアカデミー賞作品3選の感想!

どうもー、奄野郎(@zrAjq0hJHkqJqll)です!


当ブログでも過去に何度か紹介をしているアカデミー受賞作品↓



今回も独断と偏見によるアカデミー賞受賞作品を3選、紹介したいと思いますよー!



レインマン




天才俳優であるダスティン・ホフマンと、長くハリウッドを牽引する活躍を見せるトム・クルーズとの共演ともなれば、見ている観客が惹きつけられないわけがありません。


物語を単純になぞっていくと、知恵遅れの兄をいいように扱う少し敏(さと)い弟が、亡き父の財産横領目的のため奮闘するというような構図になってしまいがちですが、家族における本当の愛情であったり、人間としての正しい生き方みたいなものを兄弟が旅を続けていく中で再構築していくという、心が暖かくなる素晴らしい映画になっています。


サバン症候群という聞きなれない病名を持つ主役の一人であるレイモンドは、およそ人間とは思えない不思議で飛び抜けた能力を持つことが判明しますが、その能力は人間が持つ潜在的な能力に気づいた時に初めて発揮されるものであり、お涙頂戴のみすぼらしい作品に収まることなく人間としての振る舞いの素晴らしさに昇華させたダスティン・ホフマンの怪優ぶりが際立っている作品となっています。


ギラギラとした野生児の如く振る舞うトム・クルーズも、そんなダスティン・ホフマンに気後れすることなく好演を連発させることで、名優同士の真剣なぶつかり合いが見れる素晴らしい映画になっています。

ダンス・ウィズ・ウルブズ




アメリカの現代史を述べる上で欠かせない要素であるネイティブ・アメリカンとの人文史は、悲惨な結果をもたらした南北戦争という一事を持って完結させることはできないものです。


ダンス・ウィズ・ウルブズと銘打たれたこの作品は、アメリカが近代における大発展を遂げる過程において、乗り越えてきた障壁を多文化との融合という形で一つのゴールとさせました。


文字通り、オオカミと踊る男とされた劇中のケビン・コスナー演じるジョン・ダンバー中尉は、異なる価値観を持った同国の民族に対してまさに丸裸の状態で果敢にコミュニケーションの進捗(しんちょく)を計っていきます。


アメリカの場合、僅か300年程の時代を登り龍の如く駆け抜けた淘汰の歴史は、乾燥機の中でもみくちゃにされるような編纂を遂げてきました。


自らのルーツを知ることは、自分が今後どこに向かいどこに目標を定めて生きていくかにかかわる重大な事柄に相当します。


ケビン・コスナーが世界的なスターになったことを充分に納得させる素晴らしい映画の一つです。

イングリッシュ・ペイシェント




第二次世界大戦の惨状は、数々の戦争惨禍を映した映像として世に配信され続けています。


この映画、イングリッシュ・ペイシェントにおいてもその時代的背景に翻弄された男女の恋愛情景を物悲しく描き出し、ヨーロッパ的な視点から切なく美しく描き出しています。


主者であるレイフ・ファインズと言えば、ハリーポッターシリーズにおける大悪党のヴォルデモートが第一に想起されますが、このような社会性の中に存在する不文律に挑みかかるような作品であってもスタイルを崩すことなくイギリス人らしいキレのある演技でしっかりと対応しています。


戦争による悲惨な事実だけを伝える殺伐とした風景は、それが救いようのない事実として人々の苦悩をどん底に沈めてしまいます。


社会秩序が崩壊したカオスが人間に与える本能への反応は、一切の妥協を許さないむき出しのままに走らせる人魂のように宙を彷徨(さまよ)います。


この映画は完全な恋愛映画だと感じますが、男女が骨を軋ませるような距離感を持ちながら生き抜いていこうとする世界観は戦争映画に限らずとも感動を覚えるものです。


160分を超える長編映画ですが、是非ともお勧めしたい映画です。